フィリピン世界遺産9選!!
マニラのサン・アグスチン教会
サン・アグスチンは1587年に着工され、1606年に完成したフィリピン最古のバロック様式の石造り教会となります。
大地震や第二次世界大戦にも耐え、イントラムロスの中で一度も破壊されずに残っている貴重な建物でもあるのです。
1993年にフィリピン最初の世界遺産として登録された教会でもあります。
パオアイサン・アグスチン教会
こちらもバロック様式教会の1つとされており、素晴らしい耐震構造と独特のデザインを兼ねそろえ、「地震のバロック」という別名も持っています。
この教会の礼拝堂にはステンドグラスの窓と、壁画が天井と壁に残っており、非常に歴史を感じることのできるポイントとなります。
マニラのサン・アグスチン教会と同様1993年に世界遺産登録されました。
古都ビガン
スペイン人が東アジア貿易の拠点としていた植民都市であり、スペインのコロニアル様式、伝統的な木造家屋、中国の瓦などが入り混じり、大航海時代の面影を今も残している美しい街となります。
フィリピン北部、イコロス・スル州の州都であり、ルソン島西部アブラ川河口右岸に位置します。
フィリピンで最もスペイン情緒あふれる町と言われており、美しい街並みが評価され、1999年に世界遺産登録されました。
トゥバタハ岩礁海中公園
フィリピン南西部に位置する小さい島がこのトゥバタハ岩礁となります。
この島は一帯が珊瑚礁からなる島で、海の楽園とも伝えられています。
1993年にトゥバタハ岩礁海中公園として世界遺産登録されましたが、2009年に拡張されトゥバタハ岩礁自然公園として再登録されました。
350種類以上の珊瑚に500種類以上の魚、イルカやクジラ、ウミガメ、ジンベイザメなど多くの海洋動植物が生息しています。
特に珊瑚礁は東南アジア最大と言われていますので神秘的な海中を見ることができます。
手つかずの自然が多く残っており、世界的に見ても人気のダイビングスポットでもあるのです。
プルエト・プリンセサ地底河川国立公園
フィリピン諸島の南西にあるパラワン島の洞窟内に流れる地下川を保護する目的で指定された国立公園となります。
探検ツアーなどもありますが、船の乗り降りで海に浸かってしまうことも多いので、行かれる方はサンダルで行くことをオススメいたします。
洞窟の中をボートで散策するツアーは見たことの無いような神秘的な景色を楽しむことができます。
1999年に世界遺産として登録されています。
フィリピン・コルディリエーラの棚田群
フィリピンのルソン島北部の中央山岳地帯の主に東斜面に広がっている棚田地帯となり、棚田の規模としては世界最大ともいわれています。
また、この棚田はその美しさから天国へ昇る階段や世界八番目の不思議とも称されており、棚田の総延長は20,000kmを超えるともいわれています。
大自然に触れることの棚田地帯は1995年に世界遺産登録されています。
パナイ島のビリャヌエバ教会
パナイ島のイロイロの中心街から西に約3kmのモロ地区にある教会となります。
1891年に建築されたゴシック・ルネッサンス様式の教会で、外壁は珊瑚砂で造られている珍しい教会となります。
クリスマスが始まる12月がベストシーズンとなりますので、せっかく行くのであればベストな時期に行ってみてはいかがでしょうか。
こちらの教会も1993年に世界遺産登録されています。
ヌエストラ・セニョーラ・デラ・アスシオン教会
バロック様式教会として世界遺産となっている教会ですが、サンタマリア町にあることから、サンタマリア教会とも呼ばれています。
長い急な階段を上ると聖母アスンシオンのレリーフが現れます。
お菓子や飲み物を売る人たちが大勢おり、人々の憩いの場としても人気の教会となります。
ハミギダン山域野生生物保護区
フィリピン東ダバオ州にある標高1,637mの山で周辺地域にはフィリピン国内で有数の多彩な野生生物の生息地となっています。
ハミギダン山域野生生物保護区はその山稜一帯に設定された野生生物保護区で希少種、絶滅危惧種などが生息している一帯でもあります。
2014年に世界遺産に登録されています。
年間の平均気温は27.8度で最も低い1月でも20度を上回る暖かい気候ですが、年間平均湿度は98%にもなります。
まとめ
フィリピンの魅力あふれる世界遺産をご紹介いたしました。
歴史を感じることのできる教会や自然に触れることのできる山や海などさまざまな世界遺産がフィリピンにはあるのです。
フィリピンに旅行に行く際にはお買い物やおいしい食事も良いですが、世界遺産巡りも非常にオススメです!
世界遺産を巡り、感動してみてはいかがでしょうか!
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